コラム
2021.01.26
せどりは新型コロナウイルスにも負けず、趣味を活かして行えます
この「せどり」と聞いてもピンと来ない人は、「転売」と言い換えると分かりやすいでしょう。つまり、せどりとは簡単に表現すれば、購入した物をそれよりも高く売ることになります。
このように聞くと、あまりいい印象は持たれないかも知れませんが、扱う物によっては全くそのようなことはなく、むしろそれを探していた人にとってはありがたい存在ともなるのです。そのような物とは趣味が大きく絡んだ物だと考えてください。
例えば、今では普通には販売していない昔のゲームやおもちゃ、またはアナログレコードなどが該当します。趣味でそのような物を集めていたり、そういった分野に詳しい人に向いており、欲しい人なら高額でも購入するであろう物をうまく見分けて見付けてくることで、購入金額との差額を利益とすることができます。
サイドビジネスとまではいかなくとも、小遣い稼ぎ程度であれば、趣味の知識を活かしたこの「せどり」により、それほど難しくなく稼ぐことができる可能性が高いです。一般的にはあまり知られていないながら、確実にその分野が好きなマニアが存在するニッチな分野になるほど、一度の売買で大きな利益が出せる可能性があります。新型コロナウイルスによって自宅に居ることが以前より増えた現在では、趣味に時間を使う人が増えている為、このようなせどりによって利益を出すチャンスだも言うことができます。
ただし、どのような分野であっても、既に先駆者というものが居る可能性があります。その為、思ったより利益にならないことも考えられるので、この分野なら誰にも負けないというものがあったとしても、最初から大きな規模で行うのは危険です。最初のうちは中古店などを巡って自ら見付けてきた物を一品ずつネットオークションに出品するといったような内容で行っていくといいでしょう。
尚、せどりは現在普通にも販売されている人気商品でも普通に行われていますが、新型コロナウイルスに絡んだ商品については少々注意が必要になります。その新型コロナウイルスへの対策用に必要になるマスクや高濃度のアルコール製品がそれに当たり、下手に転売してしまうと注意や警告を受けたり、よく思われないことがあります。(完全に禁止されていた期間もありましたが、2020年8月29日から転売行為自体は一応問題なくなっています)
また、人気で売り切れが続出のゲーム機なども扱うべきではありません。現在でも普通に売られている物を定価より高く販売するような「転売」は、本来の「せどり」とは少々意味合いが異なり、社会悪とも捉える人が多いからです。
せどりは今では普通には売られていないマニアックな物で行うからこそ、誰にも迷惑を掛けることなく、先のように感謝されることまであります。一般的な転売行為とはそこが違うので、堂々と行ってうまく利益を出してみましょう。