コラム
2016.06.21
AmazonFBAでのFC固定申請について
Amazonマーケットプレイス出品者がFBAを利用する場合は、商品によって送付するfcを分ける必要があります。fcとはフルフィルメントセンターのことで、出品者の在庫商品を一括して保管し、購入者へ直接配送することを可能とした倉庫のような役割を担う場所のことです。
出品者がAmazonのfcへ商品を送付する場合、アパレル商品以外で小型・標準サイズのものは、小田原・堺・鳥栖・市川・多治見にあるそれぞれのfcのうち、指定された場所へ送付する必要があります。このほか大型商品については、川島・大東・鳥栖・八千代・多治見のfc、アパレル関係については全て川越へ送ることになります。
しかし、指定されたfcが商品区分ごとに全て分かれている場合、区分ごとに梱包して送る必要があるため、出品者に不便が生じます。
これを回避する方法として、fcの固定申請があります。納品先を固定することができれば、商品区分が異なっていても同じダンボールに同梱して送付することができます。例えば、アパレル製品以外を全て多治見に固定すると、送付先を川越と多治見の二箇所に限定することができ、手間を大幅に省くことが可能となります。
また、毎月一定以上の商品を送付する場合は、運送会社と特約を結ぶことで料金を安く抑えることができます。特約については、同じ場所へ頻繁に送付していると、業者側から話が来る場合もありますが、申し出ることも可能です。荷物の量がそれほど多くない場合は、AmazonのFBAパートナーキャリアの利用で送料を抑えることもできます。