コラム
2016.01.07
アマゾン「FBA」にバーコードシール貼りは必須です
アマゾンFBAは、「フルフィルメント by Amazon」の頭文字をとったものです。
出品者は事前に商品をアマゾンの「フルフィルメントセンター」に納品します。納品された商品はアマゾン配送センターにて保管され、アマゾンがカスタマーから出品者にかわって注文を受けることになります。アマゾンFBAとは、商品の出荷から返品までのサービスを、アマゾンが提供するという、非常に便利なサービスなのです。そして、FBAに商品を納品する際に必要不可欠になってくるのが、ラベル、つまりシール貼りの作業です。このラベルシールには、商品を識別する、バーコードが印刷されている必要があります。JAN、UPC、EAN等の製品コードが印刷されていても、バーコードがない商品は対象外になるので、注意が必要です。
たとえば、バーコード部分に穴が開いていたり、汚れていたり、一部見えないような状態にあるものも対象外です。もともと、バーコードが付いていなかったり、読み取りができないバーコードの場合は、出品者自身がラベルシールを作成、貼付する必要があります。商品ラベルを作成する際は、FBAの手続きの際、PDFで商品に貼るバーコードが生成されるので、それをラベルシートに印刷することになります。もし、商品に、もともとバーコードがついている場合は、それを隠すように、新しいバーコードラベルを貼り付けます。
しかし、商品が多数の場合など、出品者自身で行うのが難しいという場合は、有料でアマゾンが出品者にかわってラベルシールの貼付作業を行ってくれるサービスもあります。このサービスを利用する場合には、「商品ラベル貼付サービス」のオプションを有効に設定します。(アマゾンサービスソリューション契約・商品ラベル貼付サービス手数料等に同意したことになるので、要確認。)
商品ラベル貼付サービスの手数料は、小型~標準商品については、1枚あたり、税込み19円ですが、商品のサイズが45x35x20cmを一辺でも超えた場合、もしくは重量が9キロを超えた場合は、大型商品となり、1枚あたりの料金は、税込み43円になります。このラベル貼付サービス手数料には、袋詰め等の作業は含まれませんし、出品登録やFBA納品手続き作業も含まれませんが、自分でラベルシールを購入して、手作りするか、アマゾンFBAにお任せするか、どちらにするかは、出品する商品の量にもよりますが、比較的、お手軽に利用できる料金体系となっています。