アマゾンFBAと大口出品サービスのメリット

国内最大級の集客力を誇るネット通販サイトアマゾンは、日本での販売開始以来年々訪問者を増やし、2010年に月刊訪問者が3,000万人を超え、現在では月間4,800万人を超える巨大なオンラインストアに成長しています。この背景には、サイトの使いやすさはもちろんのこと、アマゾンの知名度や各種補償による安心感や販売されている商品の豊富さなど様々あり、ネット通販成功の可能性を広げます。

アマゾンに商品を出品する際に、様々な出品サービスを利用することで販売力を強化させることができます。その中でも最も有効な手段の一つとして知られているのが、FBA（フルフィルメント by Amazon）でしょう。FBAとは、対象商品をアマゾンが運営するフルフィルメントセンターへ納品すれば、その後のことをすべてアマゾンが代行してくれるサービスのことをいいます。すなわち、受注管理や出荷業務、さらには出荷後のカスタマーサービスまでアマゾンが代行してくれますので、事務処理などの手間を大幅に削減させることができます。

また、FBA対象の商品と特典として、消費者の関心が非常に高い国内配送料無料やアマゾンプライム、ギフトサービスなども適用されます。これらの特典が付くことで、消費者の目が留まりやすくなったり、同じ商品を扱う他店との差別化につながります。もちろん、その品質はAmazon.co.jpリテール部門が扱っている商品と同じです。また、納品した後に商品の受領状況や在庫状況がどうなっているかに関しては、セラーセントラルから簡単に確認することができます。

アマゾン出品サービスには大口出品サービスと小口出品サービスの2種類があります。月間注文点数が49点以下が予想される場合は、小口出品サービスとなり、それ以上の場合は大口出品サービスとなります。出品サービスを利用するにあたっては、基本成約料と販売手数料が必要になります。基本成約料は1点につき100円かかりますが、大口出品サービスの場合は4,900円の基本成約料を支払えば、それ以上の成約があっても追加の成約料を支払う必要がありませんのでお得です。

また、大口出品サービスには、小口出品サービスにはない一括出品ツール及び注文管理レポートの利用や、出品者独自の配送料金・お届け日時指定の設定、プロモーション・ギフトオプション・Amazonポイントなど、様々なサービスを利用することができるようになります。