アマゾンのFBAで混合在庫を設定する

企業がオンラインショップなどで販売している商品を顧客へ配送する時、アマゾンのFBAに利用登録をして商品を納品して顧客へ配送した方がコストや手間を掛けずに済みますので効率的です。
アマゾンのFBAを使う際に注意するべきポイントは、ラベル無しの混合在庫商品の取り扱いです。
混合在庫商品とは、出品者の在庫商品と出品者以外の新品の同一商品を混在して管理している在庫です。
アマゾンのフルフィルメントセンターに納品される全ての商品には、商品や所有者を識別する手段を講じておく事が必要になってきます。
セラーセントラルのアカウントでは、識別用の商品ラベルやJAN/EAN/UPCバーコードを印刷出来ます。
このラベルやバーコードを使う事によって、商品を識別する事が可能です。
セラーセントラルの管理画面からラベル無しの混合在庫設定を有効にしますと、複数の出品者から納品された在庫の一部が混合となります。
混合在庫状態にしますと、返送や廃棄が発生した時に他の出品者の同一の商品と交換が可能になります。
この方法を使いますと、フルフィルメントセンター内で、購入者にとって最も効率の良い在庫からピックアップする事が出来ます。
購入者から見ますと、在庫がある状態となっているのです。
出品者が販売出来る在庫から商品数を差し引く事になりますので、受注した出品者は、出品者の在庫の情報が更新されているのを確認する事が出来ます。
ラベル無しの混合在庫を有効にする条件というのがあります。
ラベル無しの混合在庫を有効にする条件は、アマゾンではカテゴリーと商品を評価していて、対象商品を随時変更していますので、納品する商品は、ASIN登録時の商品名と一致する商品名が商品の実物に記載されていなければいけません。
これを満たしていないと、混合在庫の設定が出来ない仕組みになっています。
但し、食品や時計やジュエリーなどは混合在庫の設定を使う事が出来ませんので、注意が必要です。
アマゾンのFBAは、納品された商品を一括して管理し、梱包や出荷作業などを行っていくサービスです。
年末年始に利用する時には元旦は休止していますので、年末年始が近づいた頃には、予め余裕を持って納品を行っておく事が大切です。
大ロットや小ロットに対応していますので、オンラインショップで様々な売り方をしている場合には、アマゾンのFBAを使った方が効率的です。
梱包や出荷作業などを一貫して行ってくれるのがアマゾンのFBAを利用する利点です。