コラム
2015.02.04
アマゾンのFBA出品をして商品が売れた場合の確定申告について
アマゾンはフルフィルメントセンターに商品を納品する事でアマゾンのサイト内で商品販売が出来ると言うFBA出店が在ります。
FBA出品のメリットと言うのは、通販サイトにおいて受注を受けた後に発送手配や、依頼者との連絡などを全てアマゾンに委託が出来る事、商品在庫はフルフィルメントセンターに在庫品と言う形で保管が行われるため、自宅に商品を在庫したり、在庫品の数が多い場合や、取り扱う商品が大型の物などの時に利用する貸倉庫やトランクルームなどを利用して在庫を保管しなくても良いなどの利点があります。
FBA出品には小口取引のサービスと大口取引のサービスの2通りがあるのですが、1か月の注文点数が49点以下と予測される場合は1点に付き100円の手数料や代行手数料、成約料などの手数料を支払えばアマゾンのサイトの中で自らの商品を販売することが出来ますし、大口取引の場合は、小口取引では規制されている商品、例えば腕時計やコスメ、食品などについても申請許可が下りる事で販売が出来るなどのメリットが有ります。
様々なメリットが有るわけですが、商品在庫の管理から受注が在った場合の配送手配などが自ら行う必要が無いため、サラリーマンの人でも簡単にネットの中で自分が売りたい商品を宣伝して通販サイトのオーナーになれると言うメリットが有ります。
日中は会社で仕事をし、休みの時などに商品を仕入れしたり、アマゾンのフルフィルメントセンターに納品するための商品の梱包などを行って発送しておけば、後はアマゾン側が行ってくれるなどのメリットが有ります。
所で、商品が売れる事で利益になるわけですが、個人で仕事をされている人であれば毎年確定申告を行っていますので、所得申告が必要となりますが、サラリーマンなどの人でもアマゾンのFBAを利用して商品が売れた場合は、一定額を超える事で雑所得として確定申告をする必要が有ります。
また、所得には経費と言うものが在りますが、売るための商品を購入する時に利用している仕入れなどについても確定申告の際には必要となるため、仕入れの時に受け取っている領収書などについてはきちんと保管をしておくことが大切です。
尚、一定額と言うのは1年間の雑所得の合計が20万円を基準にして考える必要が有ります。
これは、簡単に言えば20万円までは非課税、20万円を超えると課税の対象になり、20万円を超えた場合は確定申告が必要になると言う事なのです。