コラム
2016.04.26
アマゾンのFBA利用料について
アマゾンの出品(出店)サービスのFBA(フルフィルメント by Amazonの略)では、大口出品と小口出品の2つのサービスから選ぶことができます。アマゾン内での出品に伴い各サービスを利用することができ、ひと月に何点の商品を売る計画を立てるかによってFBA契約利用料を上記の大口出品もしくは小口出品の2つから選ぶ方式になっています。大きく違うものは利用料となっていますので、よくご確認をした上で自分に合った契約を選定することをお勧めします。
まず大口出品の利用料は【4,900円/月+販売手数料】です。アマゾン出品(出店)サービスに初めて大口出品をする人のみ対象で、この月額利用料が登録から3か月間は無料となっています。また、販売手数料とは商品の成約時に課金される料金のことです。大口出品では、この月額利用料と販売手数料のみで、アマゾンの出品(出店)サービスでの機能やサービスが利用可能になっています。ただし、【本・ミュージック・本・DVD】にはカテゴリー成約料がかかります。加えて大口出品の場合は、アマゾンに商品登録されていない商品のカタログデータ登録ができるため、出品ツールを使って複数の商品を一括登録することもできます。また、購入者決算方法も幅広く【コンビニ支払・代金引換・Edy支払】の対応も可能です。
もう一つの小口出品の場合【商品1点につき100円の基本成約料+販売手数料】が利用料となっています。小口出品では、既にアマゾンで登録されている商品だけが販売対象商品です。また、商品1点につき100円の成約量がかかりますので、49点以下の出店を考えている方向けになっています。また、大口出品サービスと小口出品サービスでは、料金体系が違うだけでなく、出品管理ツール(セラーセントラル)で利用できる機能にも違いがあります。
よく考慮すべきポイントとしては、月額か販売個数に比例する成約料です。大口出品は独自の商品を販売できることもあり、商品販売数に関わらず月額4,900円の固定となっています。販売数量が49点を下回る場合には小口出品契約の方がお得です。その反対で小口出品は、販売商品の個数につき100円の成約料となっていますので、49点以上の商品を販売する場合には大口出品契約の方がお得です。出品(出店)をお考えのかたは、登録する前にサイト内FBAサービスページに記載された詳細をよく確認し料金体系と付随する機能・サービスをよく確認してください。