コラム
2015.06.16
アマゾンFBAで商品を販売しよう
アマゾンFBAは、フルフィルメント by アマゾンという意味です。アマゾンのフルフィルメントセンターにFBA対象の商品を納品することで、販売、発送などの一連の業務をアマゾンが代行してくれるだけでなく、通常のアマゾン商品のような扱いを受けることができるので(国内配送料無料、Amazonプライム、ギフトサービスなど)、購入者からみても、注文するときの不安は少ないのではないでしょうか。実店舗を持たない、個人でも、気軽にアマゾン同等のサービスで、商品を販売することができるため、ビジネスチャンスを拡大させることも可能です。
アマゾンFBAを利用するためには、まず、Amazon.co.jpの出品用アカウントを登録し、出品する商品の登録と、納品作業が必要になります。アマゾンは、注文してから手元に届くまでのスピードの速さと品揃えで一気に知名度をあげました。こうした、スピーディーな対応ができるのは、商品の情報をバーコードで管理して、無駄をはぶいているからだといえます。
そのため、アマゾンFBAで販売するためには、様々なルールに従い、間違いのないように納品しなければ、このアマゾンのスピードを損なうことにもなりますし、せっかく納品しても、また返送されることにもなりかねません。
FBAで納品する際に忘れてはならないのが、ラベルの貼付です。通常の場合、商品の全てに、バーコードラベルを貼り付ける作業が必要です。もし、もともと別のバーコードが付いている場合には、そのバーコードが見えないように、ラベルをその上から貼ることになります。また、バーコードが汚れていて、正しく読み込めない可能性がある場合や、破れていたり、ラベル自体を貼り忘れてしまった場合には、納品しても、送料は出品者負担で、返送されることになるので注意が必要です。
ラベルは、出品者がプリンターで印刷して自作する必要があり、これら一連の作業は、多数の商品を納品する場合には、かなり出品者の負担となることもあるので、FBAでは、このラベル貼付を代行するサービスも有料ですが、用意してあります。
代行してもらうか自分で行うかは、自由に設定することが可能で、代行サービスの価格も、税込み19円から、大型商品では税込み43円と、これが安いか高いかは、出品者側で判断して、賢く利用するのもひとつの手だと思われます。
また、このラベル貼りをしないでも、納品できる方法もあります。これは、FBA混合在庫といわれており、扱いが通常とは異なる点があるのですが、賢く利用したいものです。