コラム
2015.05.21
アマゾンのFBAを利用するなら売れ筋の商品を出品すること
アマゾンのFBAを利用することで、個人であっても幅広い顧客層に出品した商品を見てもらうことができ、売り上げ増加が期待できます。しかし、実際に売り上げと利益を得るためには、出品した商品が売れないことにはどうしようもありません。商品が売れるためには、売れ筋の商品を出品することが何より大切です。もしも売れない商品を出品した場合、売り上げが出ないと言うだけでは済みません。出品している期間の間ずっと、在庫保管手数料を支払わなければなりません。本来売り上げを出して利益を得るために出品している商品が売れなければ、それは余計な出費を増やすだけのものとなってしまいます。
何が売れ筋の商品なのかを知るためには、アマゾンのFBAで何がよく売れているのかを調べることです。特に小口出品の場合、アマゾンのサイトに既に掲載されている品物しか新たに出品することはできません。しかし、アマゾンのサイトでは、これが売れ筋の商品ですと言うことは明示されていませんから、その商品ページに表示されている情報を基に売れ筋商品を推測するしかありません。
推測する方法としては、まず商品の評価に注目します。アマゾンのサイトでは、各商品のページを開くと、商品名と販売元の名前の下に、星印で評価が表示されています。この星印は最大5個であり、評価が高いほどその中がオレンジ色に塗りつぶされていきます。お客さんの立場に立ってみれば、何か買い物をしようとするとき、同じ様な種類の商品の中から買いたいものを選ぶときには評価の高いものを選ぶのが一般的です。わざわざ他の人がこれは良くないと言っているものを選ぶ人は少ないでしょう。従って、高い評価を受けている商品を出品した方が、売れ筋の商品となる可能性が高くなります。
また、商品の評価には、何人の人がカスタマーレビューを書いたかが表示されています。そこで、商品の評価が高いものの中でも、カスタマーレビューのより多い商品を選んで出品する方がよく売れると期待できます。幾ら評価が高くても、その評価をつけた人が一人だけでは、その意見は一般的な意見と言うことはできません。従って、評価が高くても売れ筋の商品とは限らないことになります。しかし、何十人もの人が商品の評価をし、カスタマーレビューを書いていて、その結果として商品の評価が高ければ、人気のある商品だとみなすことができます。
具体的に何人以上の商品の評価やカスタマーレビューがあれば売れ筋商品だと言うことは一概には言えませんが、確かに多くの人が買っていて、しかも評価が高い商品であれば、出品しても早い時期に売れることが期待できる、売れ筋商品だと考えられます。