コラム
2015.03.23
アマゾンFBAサービスの大口出品とは
店舗を運営している人の中には、ネットショップに参入したいと考えている人も多いです。インターネットが普及し、好きな時間に買い物ができるネットショップの利用者が増えているからです。しかしながら、現実を言えば、店舗のホームページを作成したり、ホームページを宣伝して多くの人に知ってもらい、売り上げを上げるまでには、専門の知識や労力、時間がかかります。
アマゾンは本や衣料品、食品などさまざまな分野の商品を総合的に取り扱う、大手の通販ショップです。現在月間4800万人のユニークユーザーを持つ知名度の高い企業です。そのアマゾンが提供するサービスにFBAというものがあります。このサービスを利用するメリットは、アマゾンの集客力を利用できるというところです。店舗のホームページを作成しても、見てくれる人がいなければ、売り上げにはつながりません。またそれを宣伝する時間と労力ははかりしれません。
アマゾンのFBA、フルフィルメントサービスの内容は、売りたい商品をアマゾンへ納品することで、受注管理や出荷作業、出荷後のカスタマーサービスまで代行してくれるというものです。FBA対象商品は、アマゾンが扱う商品と同じサービス特典が受けられます。例えば、送料無料やギフトサービスといった特典です。
FBAを利用する際には、大口出品サービス、または小口出品サービスの二つのプランが選べます。大口出品サービスは、月額登録料4900円と、商品が購入されて成約が確定した場合に発生する手数料がかかります。手数料率は商品によって違います。出品数は基本的に無制限です。決済方法もさまざま選ぶことができます。オンライン登録することで、はじめのか月間は月額登録料無料、というキャンペーンも行っています。小口出品サービスは、ひと月に売り上げる予測注文点数が49点以下の場合の、出品点数が少ない出店者向けのサービスです。月額登録料が必要なく、商品が成約されるごとに1点100円の成約料と商品ごとの手数料が課金されるシステムです。こちらは決済方法の種類の制限があります。また、どちらのサービスも初期登録料や広告料などが必要ありません。
FBAに出品するにあたって、HTMLなどの専門知識も必要ありません。既存の商品なら写真やデータを用意する必要もなく出品できます。既存の商品でない場合も、入力フォームに従って、基本情報を入力するだけで簡単に出品することができます。
アマゾンのFBAサービスは、アマゾンの集客力と便利なサービスを利用でき、出荷作業や労力を減らすことができるサービスなのです。