コラム
2015.03.06
アマゾンのFBA料金シミュレーターでコストを意識しよう
アマゾンが提供しているFBAシステムはご存知ですか。
FBAの正式な名称は「フルフィルメント by Amazon」といい、その頭文字をとってFBAと呼ばれています。
販売したい商品をAmazonが運営する倉庫(Amazonフルフィルメントセンター)へ発送(納品)すれば、その後の受注管理、出荷業務、出荷後のカスタマーサービスをAmazonが代行してくれるというものです。
また、FBAの対象となった商品は、国内配送料無料、Amazonプライム、ギフトサービスなどのアマゾン独自のサービスが適用されます。それらのサービスの品質はAmazon.co.jpの商品とまったく同等に扱われます。
商品の発送(納品)作業以降の業務(商品の在庫管理、商品が売れた後の梱包、発送)はAmazonが代行してくれます。納品した商品の受領状況や在庫の状態は、セラーセントラルから確認できます。
セラーセントラルでは商品登録、在庫管理、出荷管理、売上データ分析、アクセス分析、各種設定変更など、 出品に関するデータを管理することができます。
自分で行う必要があるのは、出品した商品をアマゾンに発送するまででよいので、商品をアマゾンに送ってしまった後は、旅行に出かけようが、本業に専念しようが、あとは放置しておいて構いません。
現在、普通に出品されている方も、在庫数の増加や発送の手間などの理由からFBAを検討しているようです。
それはつまりFBAを使うことによって、大幅に販売の業務を効率化することができるという大きいメリットがあるからなのです。
FBAを利用して商品を出品できるようにするためには、まずAmazon.co.jpの出品用アカウントを登録し、商品の登録、納品作業が必要になります。
商品登録画面で「商品名」や「JANコード」や「ASINコード」を入れて商品を検索します。
商品が見つかったら、①出品者SKU(スキュー・在庫単位のユニット)、②コンディション(7「新品」「ほぼ新品」「非常に良い」「良い」「可」から選択)、③コンディション説明、④販売価格、⑤在庫、⑥出荷方法、この最低限必要な6つの項目の情報さえ入力できていれば、他の項目は空欄でも大丈夫です。そのまま「出品する」をクリックして完了です。ただし念のために、在庫管理に商品が表示されているかどうか確認してくださいね。。
業務の効率化を図るにはFBAシステムはとてもメリットがありますが、一番気になるのはFBAそのものの料金が一体いくらかかるのかということです。販売コストを意識するためにはとても大切です。
そこで、アマゾンが公開している公式ツールFBA料金シミュレーター を使うとコストが一目瞭然で確認できます。
FBA料金シミュレーターでは、出品者が商品を発送(出荷)する際の販売価格やその他の手数料、月間販売予想個数などを入力するだけで、実際に発生する費用や、FBAを利用した場合、しなかった場合のどちら販売したほうがお得なのか?などすべてがわかるようになっています。それらをうまく活用すれば、販売の拡大化、効率化を目指して、より少ない労力で、利益をあげることが可能になります。