コラム
2015.01.22
アマゾンでFBAを利用すれば代引き決済も可能
アマゾンに商品を出品するのならば、出来るだけ幅広い決済方法に対応できた方が顧客をつかむことができ、ひいては売り上げ増や利益増につながります。FBAを利用しないでアマゾンに出品した場合、クレジットカード決済等の幾つかの決済方法しか顧客は選択することができません。その決済方法が使えない場合、いくら欲しい商品であっても、顧客は諦めるしかなくなり、出品者からすれば、みすみす商機を失うことになってしまいます。そして、対面販売であれば顧客とのやり取りによって、売り主はその場で決済方法を追加することを思いつきますが、インターネット販売だと顧客のそうした意見が出品者に届くことは稀です。顧客が購入した商品に対して、決済方法に対するコメントを記入する必要があるからです。そのため、商機をつかみたいならば、出品者は決済方法にも気を配って、事前に手を打つ必要があります。
商品を購入する顧客の側から見れば、代引きと言うのは代金決済方法の中でも魅力のある方法の一つです。クレジットカードを使用しなくて済むので、クレジット番号などを登録する必要がありませんし、手数料が必要になるとはいえ、コンビニなどに出かけて代金を先払いする必要もなく、商品が届いたときに代金を支払えばよいからです。
アマゾンのFBAを利用すると、顧客からの代金回収はアマゾンが代行してくれます。このことは即ち、出品者が対応しているかどうかに関わらず、顧客はアマゾンが対応している決済方法で商品代金の支払いができることを意味します。そして、アマゾンが対応している決済方法の中には代引きも含まれます。
FBAを利用しない場合、代引きと言う決済方法は出品者にとってはあまりメリットがない決済方法のため、避けられる傾向にあります。代引きによる決済を可能とするために、アマゾンとの間で取り交わす書類の記入など、出品者側の手続きが面倒であったり代引き手数料がかかることがその理由です。しかし、FBAを利用すれば、支払方法が代引きであっても、代金の回収はアマゾン担当してくれますので、出品者が代引き決済に対応するための手続等を行う必要はありません。
FBAを利用することにより、幅広い決済方法に対応することができ、それ故にビジネスの幅を広げることができるのならば、利用してみる価値があります。商品を出品して販売すると言うことは、その最も大きな目的は利益を得ることであるからです。